*ベクターワンライ(#ベクター版よからぬお絵描き60分一本勝負) 參加作
*お題: 羨み
*性愛的描写が含まれることがありますが、特定のCPを直接的に言及することはありません。 どうか自由に想像してください。
*韓國語原文: utopia-m.tistory.com/29
┗韓國語原文の作成後翻訳機を使うので文法が不自然かもしれません。
「…そういう表情ずっとしてたら顔が潰れるよ。」
努めて無関心そうに言いながらちらっと見た。 沈んだような、いらだたしいような、くすんだ表情。 午後の授業のある時点からずっとこうだったので、下校途中の今でもよくなる気配が無い。 每事に晴れた奴がこんな珍しい光景を見せるとは。 気になるのも不可抗力だ。
「そんなこと言われても…。」
「ああ、まったく…一緒に下校する人がこの有様である俺の立場も考えてみろと。 さっきから一体どうしてそうなの。 お腹でも痛いのか?」
「よく分からない。」
「何だと?」
これはまたどういう意味か。 むしろ痛いのなら理解でもできるが。 何と追及しようとしたが、もたもたと言継ぎの気配なので少し奴を待ってやった。
「へ、変だというのは僕も知ってる。 けれど本当に分からないよ。 これがどういう気分なのか、僕はどうしてこんな 気分なのか。」
次第に沈む奴の声。 不断から嘘と縁が無い奴だから本気だろう。 息苦しいな。このまま奴を放置してもいいんだけど…ずっとこうするのも面倒だね。 少しだけ気を使うことにした。
「それでは原因を振り返ってみれば何でも出てくるだろう。 何時からそんな気分だった?」
「何時から…タッグデュエル授業後からこうなってたと思う。」
タッグデュエル。 確か昼飯時の直後にあった授業だった。 あの時の思い通りにいかなくて悔しかったのか。 全然分からない。 奴とは違うチームだったのだから推察ばかりだけだ。
「それじゃその授業で負けたの? 負けて悔しいんじゃない?」
「そうではない。 勝ったから。 それもすごく早く。 その後に···。」
突然奴の視線が俺に突き刺さる。 真っ直ぐに俺を映す瞳。 何だよ、急にどうしたんだよ。 俺の顔に何か付いたのか。 何の罪もない自分の頬だけを撫で下ろしたその時、前触れもなく奴が麗ららかになった。
「もう分かった! ベクターが原因だった!」
「え?それはまたどういうこと?」
「さっきの授業時間にベクターたちのチームすごく仲が良かったんだろ?」
「仲?まぁ… 悪くはなかった。」
じっとその時間を回想した。 俺とチームになったのはそれほど親しくはなかった級友だった。 しかしデュエルの実力も遵守したし、デッキ同士の相性もかなりよかった。 最後は勝利のハイタッチもしたから結構良いチームだっただろう。
「二人ともすごく仲良しで楽しそうだと思ったらなんだかこういう気分になったんだ。 考え直してみるとベクターとチームになったあの子が羨ましかったみたい!」
気がついたらすごく爽やかになった! 気持ちよさそうに伸びをしてにこにこ笑う奴。 しかし今度は俺がくすむ番だった。 羨ましい? 俺とチームになって? それは一体何の話だ? 自分が何を言っているのか知ってはいるの?
「うん?ベクター、どうしたの? そこにのっそり立ち止まっては。」
「···あ、あはは。 意外な理由でちょっと驚いて。」
要領よくはぐらかしてまた奴と足を並べた。 本当に、本当に、本当に本当に本当に理解できない奴だ。
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