*ベクターワンライ(#ベクター版よからぬお絵描き60分一本勝負) 參加作
*お題: 順番
*性愛的描写が含まれることがありますが、特定のCPを直接的に言及することはありません。 どうか自由に想像してください。
*韓國語原文: utopia-m.tistory.com/17
┗韓國語原文の作成後翻訳機を使うので文法が不自然かもしれません。
要するに人間の愛情は公平ではない。 当事者が意図したかどうかに関係なく順番が決まり、自然に優先順位が生じるものだ。 不合理で不公平だとしてもどうすることがない。完璧な平等が可能だったらとっくに神様と呼ばれていただろう。 人間の特性であっても人間の罪ではない。
それで俺は一歩後ろに下がった。 俺は奴に何番目だろうか、聞きたくなかった。
奴は昔も今もまったく愚かだった。 甘く、弱く、無計画に手を差し出す人間。 馬鹿らしくで効率の悪い行実。 けれども俺はその行実のまたの名を知っていた。 多情、親切、そして救援。 どれも燦爛たるものを極まる言葉。 奴がいつも群れの中心になるのは自然なことだった。 カラスでさえ光るものが好きなのに、人間だからといってそうしないということはないじゃないか。 いつ見ても好意に包まれた存在。 奴のそばにはいつも『仲間』で一杯だった。
奴に言いたいことがあった。 忘れられたくない、細やかだが重要な約束。 だが顔を上げて奴を見ていると口がきけなくなった。 あの大勢の仲間を潜って奴に近づけるだろうか。 近づいたっても奴が俺の言うことを聞いてくれるだろうか。 俺の文章は覚えてるかな。 俺が奴の一順位ではないことは火を見るより明らかだけど。 幾重にも加速する疑問。 手を伸べる思いさえ禁じられる。数十光年離れた太陽より目の前のセンチ単位の間隔が倍は遠い。
気がついた時はすでに諦めの構造をほとんど理解した後だった。 然し悟ってもどうにもならなかった。 断言しますが奴に俺が後順位というのは変わらないだろう。 そう、現実を変えることができないならむしろ目を瞑ってしまおう。 心臓を消してしまおう。 後じさりだけ上手になろう。 期待しなくならこんな嫌な気持ちになるわけもないから。 そのまま影に溶け込む心算だった。 太陽から背を向ける心算だったのに。
「…あ、ベクター! ずっと探してたじゃん!」
俄に時間が止まった。 あり得ない場面だった。自分の足で群れから出て来た奴。 突然握り合って引っ張られた手。 ゼロになった間隔。 直向きに俺を見る両目。 まるで俺が奴の一順位のようだった。 俺は、俺は夢を見るのか? ただ瞬きをするのが精一杯な俺に、奴はにっこりと微笑んだ。
「今日は一緒にデュエルをすることにした日だよね? 何も言わなかったから完全に忘れたと思ったよ。早く行こう。おかげで他の日程は全部断れた?」
それは分からないわけが無い文章だった。 俺が捨てようとした文章だった。 夢にも聞くはずのない文章だった。 ふと真理が脳裏を掠める。 現実は小説よりも小説のようだという真理。 あ、これ現実なんだ。 俺は今奴の一番順位だな。 突然実感したら視野が染まっいく。 白黒の世界が太陽の光を吸収する。 総天然色に輝きを放つ。 秒針が回り始める。 眩しい。 眩しい。 再び脈打つ心臓。 溶け出したい気持ちはいつの間にか嘘のように消えてしまった。
「...忘れるわけね-だろ! 軽い悪戯だって! いつ俺に気づくか試してみたよ!」
嬉しいという言葉は苦手で、悪戯をして笑った。
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